初めてのチャイルドシート選び。
最初の赤ちゃんを車に乗せるチャイルドシートは「性能、価格、安全面」など凄く悩みます。
「軽自動車という限られた車内のスペースで、子どもが窮屈なく安全に使えるもの」という条件の場合どうでしょうか。
ベビーザらスなどの店舗では、特定メーカーの社員さんが自社製品を強烈にアピールしてきます。
インターネットで口コミを調べても「あれも良い、これも良い」と自分が買ったチャイルドシートは悪く書いていません。
小さな子どもを育てている友人を集めて、いろいろなチャイルドシートに子どもを試乗させてみました。
軽自動車のチャイルドシート選びで大切なこと

軽自動車のチャイルドシートを選ぶうえで大切なことは3つあります。
- 子どもの安全を守れるもの
- 機能的で長く使えるもの
- スペースを有効活用できるもの
子どもの安全を守れるもの
道路交通法で6歳未満の子どもにチャイルドシートの着用義務が定められている主な理由は子どもの安全確保です。
子どもを乗せるからには「事故を起こさない」という意識的なものだけではなく、チャイルドシートの安全性も考慮しなければいけません。
座席とシートがしっかりと固定される
一般的におすすめされているチャイルドシートであれば、車の座席にチャイルドシートを取り付けた瞬間に「固定が不十分でグラグラする」と感じることはありません。
しかし、子どもは全体重をかけて前後に身体を揺すったりします。
それを続けると、実際に子どもを乗せてみると「このチャイルドシートは座席とシートが緩みやすい」と感じる商品もあります。
子どもに触れる面の素材(クッションなど)
座席のシート部分や肩ベルトなど、子どもが触れる面の素材はとても大切です。
できる限りクッション性に優れたシートがいいですよね。
しかし、素材の良し悪しはチャイルドシートの本体価格に比例しています。
基本的に良い物は高くなります。
こればかりはどうしようもありません。
購入前に家計の範囲内で予算は決めておきましょう。
機能的で長く使えるもの
ひとことにチャイルドシートと言っても、実際には5つのグループ(0, 0+, Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ)に分かれています。※新安全基準:ECE/R44
- 乳児用チャイルドシート(0, 0+)
- 幼児用チャイルドシート(Ⅰ)
- ジュニアチャイルドシート(Ⅱ, Ⅲ)
因みに、2012年以降に認可されたモデルは全て新安全基準に基づいた設計になっています。
しかし、旧安全基準で認可を受けたチャイルドシートであっても利用し続けることは可能です。
乳児用チャイルドシートは1歳頃まで
乳児用チャイルドシートは簡単に着脱可能で小さな赤ちゃんを寝かしたまま移動させることができる商品です。
- 車内ではベビーシートとして
- 移動中はベビーキャリーとして
- 室内ではロッキングチェアやラックとして
幅広く利用することができるので、非常に人気があります。
「1歳頃までしか使えません」。
1年後に買い替え必須は厳しい選択肢となります。
長く使える幼児用チャイルドシート
チャイルドシートとして売られている商品の多くは、幼児用チャイルドシートのことを指しています。
具体的には4歳~5歳頃まで使い続けられるチャイルドシートです。
「1度購入してしまえば4年~5年は買い替える必要がありません」
赤ちゃんの頃よりも、幼児期に乗せる幼児用チャイルドシートの方が長く使うことになります。
いずれは必要なジュニアシート
チャイルドシートの着用義務は6歳未満の子どもですが、チャイルドシートは4歳~5歳までが一般的。
いずれはジュニアが必要になります。
ジュニアシートは低価格で買えるものがいろいろあります。
リーマン ジュニアシート リーマンジュニア コレット レッド 3歳~ リーマン73170
価格は2800円ほどです。
ジュニアチャイルドシートの利用は道路交通法に違反しないためだけではなくて、シートベルトが安全機能を発揮してくれる身長(140cm)よりも小さな子どもを守る目的があります。
軽自動車におすすめのチャイルドシート
軽自動車におすすめなチャイルドシートは『Joie チルト』です。
ジョイー Joie チャイルドシート 04 チルト ブラック
コンパクトでコスパがいいのでおすすめです。

- 安全面
- 機能性
- スペースの有効活用
上記3つの観点からみても、とてもいいチャイルドシートです。
しかも…。
「1万円以下」というコストパフォーマンスの良さ。
軽自動車でも2台設置できるサイズ
4人乗りの軽自動車なので「2台のチャイルドシートを乗せられるか?
コンパクトなので、スペース的に何の問題もなく後部座席に2台設置できます。

「大きすぎない」というのは軽自動車にとって非常に重要なポイント。
Joie チルトの注意点
購入前の注意点があります。
ISOFIX取り付け非対応
ISOFIXとは、一部高級チャイルドシートに備わった「チャイルドシートの固定方式」のひとつです。
車種適合の確認が必要であったり事前の手間は必要になります。
簡単に言うと『特別な固定器具を使って固定することで、非常に簡単に、非常に強固にチャイルドシートを固定』する機能です。
「子どもの安全を守るためなら、予算に上限は設けない」という人は、ISOFIX対応のチャイルドシートも検討してみてください。
シートは回転しません
エールベベの回転型チャイルドシートのように、シートが360度回転するような機能は備わっていません。
回転機能に関しては、ほとんど使うことはありませんのでなくても困らないでしょう。
特に、軽自動車ではチャイルドシートと前部座席の間に十分なスペースを確保できないため必要ありません。
まとめ、軽自動車にはJoie チルトがおすすめ
大切な子どもが安全に快適に車内で過ごせる軽自動車のチャイルドシートは、Joie チルトをおすすめします。
ジョイー Joie チャイルドシート 04 チルト ブラック
子育てには多くのお金がかかり続けるので、予算や費用をかける場所はご家庭の判断になります。
十分な安全が確保されているチャイルドシートという条件を満たしているのであれば、コストを抑えるも大切です。
軽自動車でのお出かけは『子どもの快適さ』が1番大切(泣かれると困る)です。
少しでも子どもが安心に快適に楽しくお出かけできるようにチャイルドシートを選んであげてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。