リースナブルは、2001年に創業した車両小売会社「株式会社 三和(さんわ)サービス」が運営する5年契約の新車リースプランです。
三和サービスグループは愛知県に拠点とし、リース事業のほかにも、オート事業、海外事業・教育事業・人材事業・機械器具製造業と、幅広い分野を展開。
リースナブルは、地元での基盤がしっかり確立された三和サービスグループのスケールメリットを生かして、破格のリース料をユーザーに提供しています。
ここでは、リースナブルを利用するメリット、デメリットについて他のリース会社と比較して確認してみます。
リースナブルの利用を検討している方の参考になれば幸いです。
リースナブルのプラン
リースナブルでは、ボディタイプ別に「月額7,000円~」「月額20,000円~」の新車リースプランがあります。
月額リース料金最安値は、ボーナス払い込みのリース料となっていますが、月々定額での料金(定額コース)もあります。
また、最安コースと定額コースの中間に位置する「標準コース」もあります。
最安コースに比べて、標準コースでは月々のリース料は高くなりますが、ボーナス払い時の負担は軽くなるプランになります。
リースナブルの月額リース料金は、車両本体価格のほかに、新車登録費用・新車取得税・期間中の自動車税・期間中の重量税・期間中の自賠責保険料、そして車検費用がコミコミになっています。
リースナブルのメリット
リースナブルのメリットは、5年リースでは他のリース会社と比べてトップクラスの安さにあります!
特にトヨタの高級車がおすすめな料金設定となっています。
同じく5年新車リースで、MOTAカーリース、コスモマイカーリースと比較してみます。
リースナブルの一押しのトヨタの「アルファード S」。
参考に、定額払いの時の条件で比べてみましょう。
リースナブルの定額コースは、月々のリース料金は52,800円(税込)となります。
よって総額は、52800×60ヶ月=3,168,000円(税込)が総費用となります。
一方、MOTAカーリースでは、月々のリース料は92,400円(税込)となります。
よって総額は、58410×60ヶ月=5,544,000円(税込)が総費用となります。
そして、コスモマイカーリースは、月々のリース料金は、76,670円(税込)となります。
総額は、76670×60ヵ月=4,600,200円(税込)が総費用となります。
その差額は、MOTAと比べて2,376,000円。
コスモマイカーリースと比べて1,432,200円になります。
MOTAカーリースは高すぎと思うかもしれません。
MOTAカーリースは、リースナブルやコスモマイカーリースと大きな違いがあります。
その違いは、MOTAカーリースは契約終了後にアルファードがもらえます。
リースナブルやコスモマイカーリースは、返却となります。
ですが、同じ返却でも総額料金で140万もちがいますね。
この差額は、車両値引きと残価価格でユーザーの月額リース料金を安く設定しているのです。
また、5年リースに絞ることで売れ頃で程度のいい中古車の在庫を持つことができます。
それとオート事業で販売できるので、中古車販売としても人気会社になります。
この仕組みがリースナブルの安さの秘密かもしれません。
リースナブルでは、ディーラーオプションやメーカーオプションが細かく選択できません。
その代わりに、一部の車種には主要な装備をパッケージにしたオプショナルプランが用意されています。
そして、リースナブルのカーリースは他社ではできない途中解約が可能です。
いつでも、自分の都合で解約できます。
安くアルファード乗りたい人にとっては、リースナブルはおすすめなカーリース会社と言えます。
リースナブルのデメリット
リースナブルのデメリットと言えば、 リース期間の選択肢がなく、契約終了時に高額の精算が発生する可能性があること。
リースナブルは5年リースのプランのみとなります。
マイカーリースのトレンドは、月々のリース料を抑えることを目的とした長期リース(7年~11年)が主流です。
他のリース会社と比較検討がしづらいくなりますが、契約終了後は「返却」か残価での「買取」となります。
MOTAカーリースで行っているような無償譲渡は行っていません。
契約終了時、下取り査定額が残価を下回った場合、ユーザーはその差額分を支払う必要があります。
リースナブルの月額走行距離の上限を超過した場合には、累積走行距離分だけでなく、下取り価格も低くなり、精算リスクも高まります。
リースナブルの残価額は相当高額な設定になっています。
そのため、他社よりも厳しく少しのキズや凹みで、残価精算が発生してしまうことがあります。
リースナブルは、5年サイクルで車の乗り換えを検討する人向けのマイカーリースだと言えるでしょう。
一方で、リースナブルではこのデメリットを軽減するオプションが用意されています。
業界初の残価サポート!「たま~るプラス」
毎月3000円の積み立てで、最大50万円の残価を保障されます。
これは、毎月3,000円ずつ積み立てるだけで、万一の残価割れ(下取り超過)を最大50万円までサポートしてくれるものです。
リース契約中に車を擦ってしまったり、キズを付けてしまった場合でも、最大50万円の保障を受けられるため、精算リスクを大幅に回避することができます。
取り扱っているメーカーや車種には限りがある
2019年3月時点で、リースナブルの取り扱いメーカーは、5メーカー40車種74グレードです。
リースナブルの車種はトヨタ車がメインです。
トヨタの本拠地は三和サービスと同じ愛知県にあります。
県下有数の規模を誇る企業の三和サービス、トヨタとの間にグループ規模での強い繋がりがあります。
そのため、他よりも高額の値引きや、高額残価設定できるのかもしれません。
ディーラーオプションやメーカーオプションは細かく指定できない
リースナブルでは、ウェブページにおいて純正ナビや安全装備などを個別に選択することはできません。
その代わりに、主要な装備をパッケージにしたオプショナルプランが用意されています。
リースナブルを利用するメリットとデメリットまとめ
いかがでしょうか。
リースナブルを利用するメリットとデメリットについてお分かりいただけたでしょうか。
ポイントをまとめてみると
- リースナブルは特にトヨタの高級車を検討している方におすすめ!
- 破格のリース料の裏に、高残価のリスクあり。契約終了時の精算には要注意!
- 毎月3000円の積み立てで、最大50万円の残価保障を受けられる!
ということがわかりました。
とにかく、月額リース料金を安くリースしたい人のおすすめなカーリース会社と言えます。
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