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車検が通るタイヤと通らないタイヤを確認する

車検が通るタイヤと通らないタイヤ

車検が通るタイヤ

車検が通らないタイヤ

どんな基準があるのでしょうか?

2年に1回の車検。

車検の時期が近づくと車検の見積もりを受けると思います。

とくにガソリンスタンドやディーラーなどで車検の見積を取る方は、「タイヤの溝が少ないんで車検が通らない」とタイヤの交換を進めらることがあります。

確かにタイヤの溝の深さによっては車検が通らない場合があります!

もし、カー用品店で車検の見積もりをした際にタイヤの交換を進められ、言われるがままタイヤの交換をしている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はそのタイヤちゃんと車検は通る基準だったりします。

ここではタイヤと車検の基準について、詳しく調べご紹介したいと思います。

車検が近づいている方は参考にしてください。

車検で必要な自分で確認できる点検項目

車検の時に、カー用品店の方に言われたまま整備などをして、結構な車検費用がかかったなんて経験ありませんか?

私は、あります。

カー用品店の方や、ガソリンスタンドの方も営業努力をしています。

車検で収益を上げるために、頑張って営業してくるのです。

だから、車検の時に「何が必要で、何が必要ではないか」事前に知っておかなければ、言われるがまま高い車検費用を払うことがあります。

あなたも、自身で確認できることばかりですので、一度、参考にしておくと良いと思います。

車検で必要な点検項目

・タイヤ:タイヤのひび割れがひどいものや溝の深さによって車検に通らない

・ワイパー:ワイパーゴムが切れていたら車検に通らない

・ランプ類:ブレーキランプなど切れていたら車検に通らない

・ブレーキ関係:ブレーキパットの残によって車検に通らない

車検で必要じゃない点検項目

・オイル

・バッテリー

・クーラント

オイルやクーラントなど、車検時に交換を進められる事があります。

しかし、交換しなくても車検に通らない訳ではありません。

ただ、普段、まったく車の点検をしていなく、車検の時だけ点検するような人はしっかり整備してもらえるプランを選び、オイルなどの交換はした方が良いかもしれません。

車検だけ通したい方は、下記項目を参考にしてください。

車検前にタイヤを確認する

タイヤに関しては、「道路運送車両の保安基準、第9条走行装置等、第3節、第167条」に記載されています。

タイヤの接地部の全幅(ラグ型タイヤにあっては、タイヤの接地部の中心線にそれぞれ全幅の4分の1)にわたり滑り止めのために施されている凹部(サイピング、プラットフォーム及びウエア・インジケータの部分を除く。)のいずれの部分においても 1.6mm (二輪自動車及び側車付二輪自動車に備えるものにあっては、0.8mm)以上の深さを有すること。

「ナットの緩み」や「リムなどに損傷」があるものについては、車検に合格しませんが、確認ポイントは「1.6mm以上」溝があるか、ないかです。

しかし、1.6mmと言っても、あまりピンとこないかもしれませんし、どこの溝が1.6mmなのか分からないかもしれません。

ここで、確認ポイントをご紹介いたします。

スリップサインの確認

タイヤ

新品タイヤの場合は、溝の深さが平均8mm程度あります。

タイヤはゴムで出来ていますので、走行していればすり減ってきます。

ゴムがすり減っていきタイヤの溝の深さが「1.6mm以下」になると、スリップサインが現れ、タイヤの端から端まで橋がかかったようになります。

このスリップサインが出たタイヤでは、車検には合格しません。

スリップサインは、タイヤメーカーによって数ヵ所ありますが、1ヵ所でもスリップサインが出たらアウトです。

スリップサインの見つけ方はとても簡単で、タイヤ側面に「三角形の刻印」を見つけるだけです。

三角形の刻印からタイヤの一つ目の溝へまっすぐ向かったところにスリップサインはあります。

 

溝の深さが1.6mm以上かの簡易確認方法

「溝の深さが1.6mm以下」だなんて言われても、ほとんどの方はピンと来ないと思います。

1.6mmのタイヤは、ほとんど溝が無いタイヤです。

スリップサインは1.6mm以下にならなければ現れません。

1.6mm~2.0mmの溝の深さのタイヤは、雨の日はすべります。

溝の深さが1.6mm~2.0mmのタイヤでならば、早かれ遅かれ交換することになります。

カー用品やガソリンスタンドで車検の時にタイヤ交換すると高いタイヤを購入させられます。

そのため、溝の深さが1.6mm~2.0mmになったら事前に格安のタイヤを購入しましょう。

そうすれば安くタイヤを交換できます。

どうしても車検を通したい方

スリップサインやタイヤの激しいひび割れがあると、ユーザー車検であっても車検には絶対合格しません。

カーショップでは、間違いなく交換することになります。

車検では10万以上のまとまったお金が必要になります。

新しくタイヤを交換するお金をできるだけ抑えたい方もいると思います。

Amazonでタイヤを購入すれば、カー用品店よりも1万円以上安くタイヤ交換できます。

検討してみてもいいかもしれませんね。

まとめ

タイヤと車検の基準はいかがでしょうか。

車検はまとまったお金がかかります。

タイヤは重要なパーツです。

交換しなくてもいいタイヤを知らずに交換して高い車検費用を払うことはありません。

すべてのカー用品店やガソリンスタンドの方が無理な営業をしているわけではありません。

ちゃんと正直に良心的なところがほとんどです。

ですが一部営業熱心な方もいて、高いタイヤを交換させられたりすることはあるのも事実です。

そうならないために、

車検の時期を迎え「このタイヤでは車検が通らないかも」と言われたとしたら、この記事の内容を思い出してください。

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