カーリースを短期間で利用したいというかもたくさんいます。
月々定額で車に乗れるカーリースは、通常1年以上の長期利用を目的としたサービスです。
しかし、最短で1ヵ月~1年と短期契約できるカーリース会社もあります。
短期といえばレンタカーになりますが、1ヵ月間借りるとなると結構高くなります。
短期間カーリースは基本的に中古車リースです。
だから「短期カーリース」は、レンタカーを長期で契約プランと同じと言えます。
ここでは、短期間で利用できる短期カーリースサービス会社をご紹介します
また、出張や一時的な赴任など、限られた期間だけ使いたいときに便利な短期リースの注意点や、長期リースとの違いなどについてもご紹介します。
1ヶ月から利用できるカーリース会社
1年未満のカーリースのことを「短期カーリース」と言いますが、その中でも特に短く、1ヶ月から利用できるカーリース会社もあります。
ここでは、1ヶ月から利用できるカーリース会社について、特徴を確認してみましょう。
ワンコインリース
「ワンコインリース」は、1日あたり500円程度の格安なリース料金で、中古車を利用できる短期リースサービスです。
最短1ヶ月から、1ヶ月単位で利用できるため、必要に応じて借りることができます。
ただし車庫証明等の申請が必要なため1ヶ月からの利用となります。
運営するのは中古車・新車の販売から車検・整備、板金塗装まで手がける潮来自動車販売株式会社。
そのため、整備も行き届いていので、中古車でも安心して乗ることができます。
また、全国でフランチャイズ化を進めています。
最寄り店舗を探すこともできるほか、自宅納車サービスも行っています。
車両のタイプは「軽自動車、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、3列シート、バン・トラック」などがあり、目的に合わせた車を選ぶことが可能。
契約時には「名義変更費用(38,000円)、リース料金(1ヵ月あたり15,000円~)」をそれぞれ支払う必要があり、車両のタイプによってリース料金も変動します。
販売している中古車をリースするため、基本的に車検の残っている期間をリース貸出期間としており、車検満了時に使用している車のリース契約は一旦終了となります。
ワンコインリースは、借りた車を気に入った場合はそのまま購入できるシステムです。
だから、低年式の中古車を長期試乗して安心して手に入れることができます。
中古車は、ある程度の期間を乗った後で購入するのが実は一番確実です。
ワンコインリースは、例え1~3ヵ月間の試乗期間中に故障や不具合があった場合でも、そのまま車を返却することが可能な斬新なサービスでもあります。
<参考価格>
タイプ | 車両名 | リース料金 | 車両販売価格 |
軽自動車 | ダイハツムーヴ X | 1日あたり700円 | 38万円 |
ハッチバック | トヨタヴィッツ 10F | 1日あたり500円 | 30万円 |
セダン | トヨタウインダム 2.5 G | 1日あたり600円 | 28万円 |
ステーションワゴン | ホンダオデッセイ M | 1日あたり600円 | 35万円 |
3列シート | 日産セレナ 20V-S | 1日あたり700円 | 43万円 |
バン/トラック | マツダボンゴ CD | 1日あたり500円 | 15万円 |
福利車両 | マツダデミオ5人乗り | 1日あたり750円 | 全損価格35万円 |
二チゴカーリース
「ニチゴカーリース」は、中古軽自動車を中心とした短期リースサービスです。
月の料金は、15,000円からと格安なので、一日あたり500円ほどでリース会社が所有する好きな中古車に乗ることができます。
月々のリース料は軽自動車が15,000円(税別)~、軽バンが19,000円(税別)~、普通乗用車が21,000円(税別)~です。
トラックも借りられ、豊富な車種から用途に合わせて選ぶことができます。
運営する株式会社FIFTEENは、自社工場で中古車を整備し、安全に再利用できる仕組みを整えています。
埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県に4店舗あり、関東1都6県にサービスを提供しています。
中途解約の場合も1ヵ月前に通知すれば、違約金などのペナルティがないのもイチゴカーリースのメリット。
さらに、一般のカーリースは故障などがあった場合に個人負担となってしまいますが、通常の使用状況なら会社側が全額負担してくれます。
名義変更における手数料や初期費用も安く、他社の平均は35,000円ほどになる中、こちらのサービスは25,000円からと良心的な価格。
月に支払う手数料や保証金などもありません。
とにかく安く中古車を手に入れたい方にはピッタリなサービスです。
現在はサービスの利用が関東全県に対応していますので、関東地方に住んでいる方のおすすめな会社です。
<参考価格>
タイプ | 車両名 | リース料金 | 月額 |
軽乗用車 | ホンダライフ | 1日あたり500円 | 15,000円 |
普通車 | トヨタパッソ | 1日あたり700円 | 21,000円 |
軽バン | ダイハツハイゼット | 1日あたり633円 | 19,000円 |
軽トラック | 三菱ミニキャブトラック | 1日あたり567円 | 17,000円 |
ニコリース
関東全域で1日あたり500円から車に乗れることを売りにしている、「ニコリース」の中古車リースサービス。
軽自動車などを対象とするスモールカークラスの車であれば、月に15,000円から借りることができます。
中古車リースのため、車両コンディションは「可・良・優・クラッシュフリー」と分かれており、それぞれのグレードに合わせて料金が設定されています。
- スモールカークラス
- コンパクトカークラス
- ミドルカークラス
- 中型ファミリーカークラス
- 大型ファミリーカークラス
- 軽バン・軽トラッククラス
- バン・トラッククラス
など豊富な種類を取り揃えています。
乗車店員が増えたり、車両が大きくなるにつれて貸出料金も上がります。
貸出料金の最高額は大型ファミリーカークラスの「優」で、月25,500円(1日あたり850円ほど)です。
契約時には「貸出料金、車両準備費用(35,000円)、保証金(50,000円 ※契約終了時に返却)、登録費用・納車費用(必要に応じて発生)」をそれぞれ支払います。
貸出期間を延長する場合は更新手数料として10,000円を支払い、契約終了時に車両を変更する場合は、車両準備費用の35,000円が必要です。
また、ニコリースの賃貸料金には「自賠責保険」が含まれていますが、「任意保険」は含まれていないため、ユーザーが自ら加入手続きを行わなければなりません。
<参考価格>
タイプ | 車両名 | リース料金 | グレード月額 |
スモールカークラス | スバルR2 | 1日あたり550円 | 良16,500円 |
コンパクトカークラス | 日産ブルーバードシルフィ | 1日あたり650円 | 優19,500円 |
ミドルカークラス | 三菱ランサー W | 1日あたり750円 | 良22,500円 |
中型ファミリーカークラス | ホンダモビリオ | 1日あたり750円 | 良22,500円 |
大型ファミリーカークラス | マツダMPV | 1日あたり850円 | 優25,500円 |
軽バン・軽トラッククラス | スズキキャリー T | 1日あたり750円 | 良22,500円 |
バン・トラッククラス | トヨタライトエース V | 1日あたり800円 | 良24,000円 |
チューレン汰
長野を中心にサービスを展開している「チューレン汰」の中古車リース。
1ヵ月から最長2年間までリースできます。
気軽にカーリースを利用できる会社となっています。
特にメンテナンスにおける各種サービスに力を入れています。
車検や自動車税だけでなく、オイル交換代や夏・冬タイヤ代もリース料金に含まれているため安心して利用することができます。
<参考価格>
- 軽自動車プラン 1ヵ月のリース料金38,000円より
- 普通自動車プラン 1ヵ月のリース料金43,000円より
- 普通自動車プラン(ワゴン・商用車) 1ヵ月のリース料金61,000円より
アイネットレンタカー
東海エリアを中心にサービスを展開している「アイネットレンタカー」。
車種は限られますが、月額10,926円(1日あたり365円)から中古車をリースできるサービスです。
契約期間は最短で6ヶ月間からです。
リース料金には「車両本体価格、諸経費、自動車税(全期間)、重量税(登録時のみ)、自賠責保険(登録時のみ)」などが含まれています。
また、事故による故障時にもリース会社のロードサービスを利用することができます。
契約時にはリース料金の他に、保証金(50,000円)と初期登録費用(30,000円)を支払う必要があり、任意保険と車両保険は別途加入となります。
また、6ヵ月以内に解約した場合は、中途解約金として50,000円を支払う必要があるため、計画的なサービスの利用を心掛けましょう。
<参考価格>
- ダイハツ「ミライース」
・リース料金6ヵ月目:月額11,800円
・リース料金7ヵ月目以降:月額9,800円
- 三菱「ekワゴン」
・リース料金6ヵ月目:月額12,800円
・リース料金7ヵ月目以降:月額10,800円
- スズキ「ワゴンR」
・リース料金6ヵ月目:月額13,800円
・リース料金7ヵ月目以降:月額11,800円
リースdeスグのり
トラックなどの大型車両を中心に短期でリースしている「リースdeスグのり」のサービス。
1年更新型です。
新規開業時に銀行与信が間に合わないなどの理由により車両が必要な場合や、繁忙期に合わせて短期で必要な場合に利用できます。
もちろん「わ」ナンバーではなく営業ナンバーなので、取引先での信用も得ることができます。
車種はアルミバン、アルミウィングといった一般的な大型トラックから、クレーン付、ダンプ、冷凍バン、車載車といった特殊車両からも選ぶことができます。
運ぶ荷物の目的に合わせて車を選ぶことができます。
また、更新の度に新車に乗り換えるシステムなので、整備費用や故障リスクを削減し、安心して車を利用することができます。
一年から利用できる長期カーリース会社
次に、1年から3年で利用できる新車カーリース会社もご紹介いたします。
短期間のカーリースでも新車で利用したい人におすすめなサービス会社です。
新車リース クルカ
クルカでは、月々定額(頭金・ボーナス払い0円)の料金プランで正規ディーラーの新車に乗ることができます。
契約期間は1年・2年・3年という短期リースになります。
契約期間中の自動車税や自賠責保険料などの維持費も毎月のリース料に平準化されて含まれています。
法人や個人事業主に向けたプランも用意されており、短期の増員やアルバイトの雇用など、一時的な車の利用を検討している人にもおすすめです。
クルカではアルファードやハリアー、ヴォクシーなどの厳選車種に月々定額で乗ることができます!
おトクにマイカー 定額カルモくん
おトクにマイカー 定額カルモくんは、マイカーリースでは業界初にして月々最安クラスの11年リースも展開している会社。
利用期間が1年から11年まで自分の都合に合わせて選ぶことができます。
カルモのカーリースは、新車に格安で乗れる、NHKなどでも話題の個人向け自動車リースサービスです。
全国産メーカー全車種をラインナップ。
税金や自賠責保険料・メンテナンスに至るまで、車の維持費は、月額リース料金に全て込々にできます。
ウェブでの料金シミュレーションもシンプルで分かりやすい構成で、さらには車種ごとに詳しいスペック情報を記載してくれています。
短期のカーリースが向いているのはどんな人?
短期のカーリースは、すでに用途や利用したい期間が決まっている方におすすめです。
基本的に扱っているのは中古車で、1年未満の利用が想定されています。
どのような方に向いているのか、具体的に見ていきましょう。
1年未満の短期間だけ車が必要な方
短期のカーリースは、利用期間が1年未満と決まっている方におすすめのサービスです。
1年以上使用する場合は割高になってしまうので、あらかじめ利用する期間をしっかり検討しておきましょう。
どのような場合に最適かというと、出張で短期間だけ使いたいときや、次の新車が届くまで一時的に代車がほしいとき、急に社用車が必要になったときなどがあります。
期間限定であったり、即急に車が必要になったりしたときに向いています。
中古車でもいい方
基本的に短期のカーリースは、中古車を中心に扱うサービスとなっています。
もちろん、点検・整備や清掃などを行なった中古車が提供されます。
しかし、新車のような清潔感はありません。
その点は事前に理解しておく必要があります。
なお、新車を好む方は、長期まで利用できるカーリース会社がおすすめです。
費用を安く抑えたい方
1ヶ月だけの短期間に車が必要になったとき、レンタカーやカーシェアなどの方法を検討することもできます。
しかし、レンタカーやカーシェアは数時間から1日単位の利用をメインとしているため、1ヶ月以上で利用するとより割高になってしまいます。
1ヶ月単位の利用であれば、短期のカーリースのほうがレンタカーやカーシェアよりも費用を抑えることができます。
短期カーリースのメリット
個人や法人などで利用するカーリースは、契約時に名義が変更されるため車の利用者はユーザーとなります。
一方で、レンタカーの場合は名義がレンタカー会社です。
ナンバープレートが「わ」ナンバーとなり、ユーザーの所有物になる訳ではありません。
「わ」ナンバーは明らかにレンタカーと分かるため、法人など取引先との信用を得るために、カーリースのサービスを利用する企業は多いようです。
カーリースは新車・中古車から選ぶこともでき、好きな車種に乗ることができます。
年間常時使用を前提としていることから、月による貸出料金もレンタカーよりも割安で、税金対策でもメリットの大きいシステムです。
車検やメンテナンスなどの料金も月の貸出料金に含めることができ、気軽に新車に乗りたいという方がカーリースのサービスを活用しています。
しかしながら、カーリースは「長期契約」が基本。
途中で解約すれば中途解約金を支払う必要があります。
この中途解約金の設定はリース会社によってさまざまです。
最近は、レンタカーのように短期で車を借りることのできる、「短期カーリース」というサービスを提供している会社が登場しました。
短期カーリースのサービスは、一般のカーリースのように“年単位”ではなく“月単位”で車をリースすることができます。
また、レンタカーは1日あたりの料金が最低でも2,000~10,000円以上と高額に設定されています。
しかし、短期カーリースは「1日あたり500円から」で安く車に乗ることができます。
契約時には名義も変更されるため、「わ」ナンバーになることもありません。
ただし、短期カーリースは1日あたりの料金を割安にするため、中古車の貸し出しを基本としています。
また、車検やメンテナンスの費用も貸出料金に含まれているため安心です。
短期カーリースのデメリット
カーリースでは車庫証明や与信審査が必要になります。
手続きがとにかく簡単にできるのは、レンタカーです。
また短期リースといっても、期間は短いもので1ヶ月からの契約になります。
1日、1週間だけ使いたいという場合は、レンタカーやカーシェアの方がカンタンです。
短期のカーリースで注意すべき点は?
短期のカーリースは、限られた期間だけ車が必要なときにとても便利なサービスです。
しかし、カーリースには走行距離制限や追加精算などのルールが設けられているのが一般的です。
カーリースを利用する際には、これらの注意点を理解しておくことが重要です。
トラブルになるのを防ぐ意味でも、契約前に注意すべき点をしっかりと確認しておきましょう。
走行距離に制限がある
カーリースでは車の品質を保持するために、1ヶ月間の走行距離に上限が設けられています。
距離数はサービスやプランによってさまざまですが、1ヶ月500~1,500kmなどが一般的です。
また、走行距離の上限を超えて利用した場合は、契約満了時に追加料金を請求されることもあるので注意しましょう。
基本的には中途解約ができない
カーリースは、あらかじめ期間を決めて車を貸し出すサービスです。
そのため、契約期間中でのプランの変更や解約をすることはできません。
どうしても解約したいという場合には違約金が発生することもあります。
契約期間は事前によく検討して決めましょう。
なお、事故によって車が原状回復できない状態となってしまった場合には、契約満了時の追加精算に加えて、違約金が発生します。
追加精算の可能性がある
カーリースは、車を返却することを前提としたサービスです。
リース料金は、返却時の車の残存価額(残価)を査定して差し引いた上で、月々の料金を安く設定しています。そ
のため、契約期間中の事故や故障などで、車の査定額を著しく下げてしまった場合には、追加精算が生じる可能性があります。
1年以上なら長期リースがおすすめ
ここでは、1ヶ月から借りられる短期のカーリースについてご紹介してきました。
しかし、1年以上利用するのであれば、長期のカーリースがおすすめです。
基本的にカーリース料金には、車両代金に加えて自賠責保険料や車検点検料、税金などが含まれています。
なお、任意保険料やガソリン代、駐車場代などの維持費は自己負担となります。
リース料金に含まれる費用の内容は、短期でも長期でもほとんど違いはありません。
1ヶ月から利用できるカーリースを賢く利用しよう
カーリースは短期でも長期でも、それぞれの目的や状況に合わせて利用できる便利なサービスです。
それぞれの特徴をよく理解して、よりお得にカーライフを送ることができます。
また、1年から借りられるカーリース会社もあります。
カーリースが初めての利用でも気軽に始められるので、わからないことや利用方法について迷ったら、直接聞いてみるといいでしょう。
よくある質問
- 1ヶ月から利用できるカーリースはあるの?
- 1年未満のカーリースのことを「短期リース」と呼びますが、その中でも1ヶ月から利用できるカーリースがあります。1日あたり500円程度、月額にして15,000円程度の格安な短期リースもあります。
多くは中古車のカーリースになりますが、整備工場を持っている業者が多く、安心して利用することができます。
- 短期カーリースの注意点は?
- 短期のカーリースに限らず、カーリースは基本的に中途解約ができないので、どうしても解約したい場合は違約金が発生することもあります。また、1ヶ月間の走行距離制限を超えた場合や、利用期間中に事故や故障などがあった場合は、追加精算が生じる可能性があります。
トラブルを防ぐ意味でも、契約前に注意点をしっかり確認しておきましょう。
- レンタカーやカーシェアとカーリースはどう違うの?
- レンタカーやカーシェアは数時間から1日単位の利用を想定しているため、1ヶ月以上利用するとより割高になってしまいます。1ヶ月単位の利用であれば、カーリースのほうが費用を抑えることができます。
また、カーリースでも、短期サービスは中古車、長期サービスは新車をおもに借りられ、サービスも異なります。
1年以上利用するなら、長期のカーリースのほうがより低価格で、サービスも充実しているのでおすすめです。
カーリース短期間で利用できるカーリース会社まとめ
いかがでしょうか。
短期間カーリースについておわかりいただけたでしょうか。
短期間カーリースは、基本的に中古車リースになります。
新車リースは、最短で1年からリースできます。
ただし、新車リースの場合は、3年リースするほうがお得かもしれません。
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